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心のポテトサラダ

9条

私が最も大切にしているのは家族。
社会の最小単位夫婦、そして子供達。
精一杯守り抜く気持ちでいますが、最大の敵は戦争。
私はこれが怖い。

私の子孫達が、平和で幸せの中に育ち、やがて心に芽生える神様からのメッセージ「・・・したい」「・・・になりたい」に向かって、素直に歩める世の中であってほしい。

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第9条
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

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元来戦争は、「独立した主権国家どうしの武力紛争」で、「宣戦布告または最後通牒の通告」をもってはじまるものと定義されていました。

武器の進歩によって、それまでの戦争と比べて、飛躍的に死傷者が増えた第1次世界大戦の教訓によって、「戦争の違法化」がなされました。
戦争そのものを国際法で禁止し、1928年国際連盟加盟国の間で「不戦条約」が締結され、「戦争の放棄」が国際法に定められました。

ところが、戦争の定義によらない武力行使(宣戦布告のない戦争)によって、「不戦条約」は骨抜きになりました。
*日本の「満州事変」など、・・事変や・・事件という言葉で示され、テロ事件への出兵として大義名分を立て、それが拡大されました。
このような流れが第2次世界大戦へとつながっていきました。

第2次世界大戦後に、国際連合に代わって国際連盟が設立され、そこで制定された国際連合憲章では戦争という言葉を用いず、「武力による威嚇又は武力の行使の禁止」と規定されました。
これによって自衛権にもとづく戦争、国連安全保障理事会が決定した武力制裁以外の武力行使は国際法的に一切認められなくなりました。

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日本国憲法9条は、第1次世界大戦後に出来た国際法の精神に基づくものです。
現在の国際法に規定されているものを、再度憲法に謳い、さらに深く戦争に結びつく道を規制しています。


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